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第3回ベーシック・レポート・アワード開催のお知らせ

第3回ベーシック・レポート・アワード開催のお知らせ

市場の短期志向化、手数料の透明化、人工知能を使った分析の普及などによりアナリストの存在意義が改めて問われています。私たちは長期視点で、事業や組織に対する独自の切り口を持ち、セクターや国境を越えた比較が行われるベーシック・レポートこそ「インベストメント・チェーンの高度化」に向けてこれからのアナリストに求められるレポートだと考えています。
しかしながら売買高を重視する既存の手数料体系、四半期決算のフォローに追われるアナリストの働き方を鑑みると、こうしたレポートに注力することが難しいのも事実です。そこで私たちはアナリストのベーシック・レポート作成を後押しするとともに、企業・投資家・証券会社のこれらレポートに対する評価を促すため、優れたベーシック・レポートを表彰する「ベーシック・レポート・アワード」を設立し、年に一度カンファレンスを開催しています。

試行錯誤ではありますが、皆さまのご参加、応援、関係者の方々へのシェアをお願いできればと願います。

現役アナリストの方はもちろん、経営者、IR担当者、投資家、ガバナンス関係者やアナリストを目指す学生の方々、みなさまのご参加をお待ちしております。

~お申し込みはこちら~
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdUvoyoVio88EN09YBb9TRt6Km8CYF9zG_HzACwiEDR-xwLMw/viewform

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開催日時:
第3回 2020年12月7日(月)17:30~19:30

開催方法:
zoomを使ったオンライン開催

タイムスケジュール:
17:30~17:50 ベーシックレポートアワード第3回の発表と表彰
17:50~19:00 パネルディスカッション
19:00~19:30 質疑応答
※タイムスケジュールは一部変更になる場合がございます。

発起人・幹事:
青木英彦 東京理科大学 経営学研究科 技術経営専攻 教授
奥野一成 農林中金バリューインベストメンツ株式会社 CIO
栗岡大介
佐藤明 株式会社バリュークリエイト パートナー
槙野尚 みさき投資株式会社 エンゲージメント投資 マネジャー「(現在休職し米コロンビア大学ビジネス・スクールに留学中)」
若林秀樹 東京理科大学 経営学研究科 技術経営専攻 教授
(五十音順)

過去の表彰内容:

【2018年受賞レポート】
(優秀賞)
青木英彦氏 小売業界「完全版:革新の探求~全体最適しかない~」
桂竜輔氏 シャープ「液晶分離後の姿を見据える」
甲谷宗也氏 ヘルスケア業界「広義IVD業界~日本医療機器興国論」
(特別賞)
和田木哲哉氏 半導体製造装置「半導体製造装置の基礎:2016」
(奨励賞)
鈴木克彦氏 運輸業界「トラック同乗第一弾:ラストワンマイルの宅配トラックに同乗」
劉京元氏 MRO市場「企業を“繋ぐ“無数の商材がオンライン化へ」

【2019年受賞レポート】
(優秀賞)
山田幹也、山本義継、堀雄介 「5G投資の論点整理:ミリ波5Gの普及で本当に『世界が変わる』のは『まだ先』」
佐々木翼 「ダイキン工業:ダイキン工業は砕けない。特許分析からみる強さと経営課題」
(特別賞)
佐藤和佳子「トイレタリー・化粧品セクター:ワカコの兵法~七計で日本の美に投資せよ」
菊地正俊「日本企業の資本コスト意識は高まったか?:改訂コーポレートガバナンス・コードのコンプライ状況の分析」
(奨励賞)
楠木秀憲
「総合商社の投資戦略:資源・非資源の問題ではなく、競争力を活かし存在意義を示せる会社を評価」