SUPPORT
中期経営計画サポート
「未来日記」によって、
企業の将来の姿・価値創造の道筋を「見える化」します。
さらに、その実行に向けたプロジェクト進行をサポートします。
外部環境の急変によって、上場企業は、中期計画作成を見合わせたり、
目標を凍結したりする動きがあります。
また、売上や利益目標中心の中期計画に対して、
「業績目標を示すだけでは意味がない」という
アナリストや投資家の声が強まっています。
四半期決算の影響もあって、投資家の眼を意識し過ぎることによって、
経営も、短期の数字での管理に傾くリスクを感じている企業もあります。
社員や取引先も、将来が不透明だからこそ、
経営者が想い描いている将来像を伝えてほしいという声が高まっています。
先行きが見えない時代だからこそ、
成長への具体策(中長期の成長ストーリー)を、
社内外に示す姿勢が求められています。
バリュークリエイトの「未来日記」は、
皆さまの会社の将来の姿を、
具体的なカタチにするお手伝いをします。
私たちは、企業価値の源泉は未来(将来のキャッシュフロー)である、と考えます。
したがって、『未来日記』は価値創造のための、重要なアプローチです。
「未来日記」を使って、
- 1
- 社員に対して、日常業務の延長ではない
「会社の将来の姿」
を明確に伝えることができます。
- 2
- 資本市場に対して、
単なる業績目標だけではない
「中期経営計画」を策定して、発信することができます。
- 3
- 「会社の将来の姿」を実現するために、
今から取り組むべきことを具体的なアクションプランに
落とし込むことができます。
未来日記は、FMICフューチャーマネジメントアンドイノベーションコンサルティング(以下FMIC社)の登録商標です。FMIC社とバリュークリエイトは、アプローチの仕方や視点、強みなど、異なっている点が多く、両社は補完関係にあるといえます。さらに、両社ともに、「『未来日記』は社会に必要とされるツールであり、『未来日記』を広めることにより日本の会社を元気にしたい」という想いをもっています。このような経緯で、バリュークリエイトは、未来日記サービスにおいて、FMIC社と協力関係にあります。
「未来日記」作成
『未来日記』とは、5年後、10年後、20年後あるいはそれ以上の企業の理想像を形にすることを目的としたサービスです。
未来にタイムトリップしたという「仮定」で、私たちがナビゲートしながら、未来を皆さまご自身に語っていただくものです。
目 的
イメージできないものはマネージできませんが、イメージできることはマネージ可能になります。
未来をイメージすることにより、現在とのギャップが明確になります。
現在と将来のギャップを見つけることが、今後の価値創造の道筋を考える第一歩になります。
また、社員の皆さまに明確に伝えることで、社員の方々とのギャップも明確になります。
経営陣の皆さんでご参加いただくと、経営陣の間の将来像のギャップが明確になります。
進め方
- 経営トップお一人でも、経営チームでも、OKです。
- 事前の準備は特に必要ありません。
- バリュークリエイトの“未来ナビゲーター”が様々な角度から未来を聞いていきます。
- お聞きした「未来の姿」を、価値創造のためのフレームワークである「5つの資産」と
「バリュートライアングル」を用いて、整理します。 - 後日、整理した内容についてのフィードバックを行ないます。
そこでは、そのまとめをベースに、企業価値と価値創造について、皆さまと対話をする場になります。
参加者の声
- ギャップが明確になり、やるべきことが見えてきた。
- 経営陣の間で将来像に大きなギャップがあることがわかり、よかった。
- はじめは戸惑ったが、すぐに慣れてきた。話をしているうちに、発想が膨らんできた。
- 将来を過去形で話すのが面白い。
実現したこととして話すので、エネルギーが湧いてくる。 - 思考のストレッチができるのがよい。
- 短期志向になりすぎて、価値創造の経営からぶれていないかが、チェックできる。
- 経営の「人間ドック」だ。定期的にやりたい。
中期経営計画策定アドバイス
中期の視点である戦略は、企業価値を創造するために必要な、以下のようなものです。
- 長期的なビジョン、価値観と日常の活動を結ぶもの
- 従業員、株主・投資家などの内部・外部の利害関係者との対話のツール
多くの中期経営計画が、過去の数値の延長や財務諸表に現れる数値を中心にまとめられていることが多いです。
このため、現場に浸透せず、残念ながら忘れられているものもあります。
本来、作成した中期経営計画は、その実現に向けて日々意識して、実践されていくものにしなければなりません。
一方、作成した中期経営計画を発表する際には、次のようなリスクが想定されています。
- 計画未達で投資家からの信頼を失う
- 計画を達成するために短期の見方を優先し、長期的な視点での企業価値創造を犠牲にする
- 発表した計画と市場の想定とのギャップが大きく、株価が大きく下落(上昇)する
これらを意識した資本市場の視点をもって、中期経営計画を発表しなければなりません。
「未来日記」を使って、
現場に浸透する中期経営計画の策定と、価値創造につながる資本市場への発信をアドバイスします。
大手上場企業の中期経営計画にも、「未来日記」が使われています。
「今回の中期経営計画は、10年先にどんな企業グループを目指すのかを明確にして、
その上で3カ年、単年度と時間軸を定めて取り組みを始めたものです。」(経営報告書より)
アクションプランのプロジェクトマネジメント
企業価値に大きな影響を不えている要因をKVD(Key Value Driver)と呼びます。
企業価値の創造には、自社のKVDが何かを見極めることが大切です。
また、中期経営計画を実現するためのアクションプランや、自社の中長期プロジェクトの実行には、
途中経過(進捗状況)を確認するための指標であるKPI(Key Performance Indicator)が重要です。
社内・社外との対話のためにも、できたこと、できなかったこと、さらにはできなかったことに対する施策を、
確認する必要があります。
自社のKVDとKPIを特定して、それをこの確認するための指標とすると、
価値創造につながるアクションプラン、プロジェクトになります。
バリュークリエイトでは、価値創造につながるアクションプランを一緒に作成したり、
その実行を一緒に行ったりするプロジェクトマネジメントを行います。